クロスカントリー界の女王
クロスカントリーのスター選手紹介第2弾
前回のNorthug選手に続いて今回はこの人
クロスカントリー界の女王、Marit Bjoergen(マリット ビョルゲン)選手 ノルウェー
1980年3月21日生まれ(34歳)
身長168cm、体重64kg
クロスカントリーはノルウェーが本当に強いです。
特に女子は圧倒的に強く、ノルウェー選手が表彰台を独占ということもありました。
Bjoergen選手もそんなノルウェーチームを牽引している一人。
今までの成績もずば抜けています。
トリノ、バンクーバー、ソチと3回のオリンピックに出場しており、合わせて6個の金メダルを獲得しています。
その他にも世界選手権では金メダル12個を含む19個のメダルを獲得し、ワールドカップでは通算66勝をあげ3回総合優勝しています。
Bjoergen選手はディスタンス(長距離)もスプリント(短距離)も強いオールラウンダーな選手です。
しかもそれぞれがトップレベル。
彼女がどんなトレーニングをしているのか?
気になっている人はたくさんいると思います。
まず、年間のトレーニングボリュームはレンティング陽さんのブログでもあったように960時間から860時間に落としたといいます。
かなり多いです。ここまでの量をこなせるというのも凄いことだと思います。
そして気になる記事を見つけました。
彼女がHelgerudプロトコルを行っているという記事です。
Helgerudプロトコルと言われてもなにかわからなかったので調べてみると、
4分(最大心拍数の90~95%)×4本 インターバル3分(最大心拍数の70%)
で行うトレーニングがVo2max、肺活量を最も向上させるという論文がでてきました。
比較対象となっていた他のトレーニングはLSDやtabataプロトコルに近いものなどで、4種類のトレーニングで比較していました。
tabataプロトコルというのは昨年から僕も取り入れていて、それが比較対象にあるのでこちらももう少し調べてみようと思います。
興味のある方は是非調べてみて下さい。
http://www.zone5endurance.com/?p=968
そして驚かれる方が多いのが次の画像。
クロスカントリーをしている人であれば見たことがある人も多いと思います。
女性でここまでの体を作るのは並大抵の努力ではないはずです。
これが頂点に立つ人
カッコいいの一言に尽きます。
しかし全てにおいて恵まれているといわけではないようです。
なんと彼女、喘息持ちらしいのです。
喘息薬の使用を世界アンチドーピング機構から認められているようです。
上の写真を見てドーピングしてるんじゃない?と思う人もいるのではないでしょうか。
現に検索ワードで彼女の名前を打つと『Marit Bjoergen Steroids』とでてきます。
ですが今年7月にフェアプレイメチェナーテという賞を受賞しています。
フェアプレーを賞賛され贈られる賞だそうです。
ハンデをものともしない実力。
見ていて安心感みたいなものさえ感じます。
最後にワールドカップ30kmマススタートの映像です。
最後までデッドヒートしていて面白いですよ!
〈参考〉
http://www.maritbjoergen.no
http://www.langrenn.com
http://en.wikipedia.org/wiki/Marit_Bjørgen
http://www.girlswithmuscle.com/122310/Marit-Bjørgen-(Bjorgen)
http://sport.dziennik.pl/sporty-zimowe/galeria/465333,4,marit-bjoergen-w-malej-czarnej-zaprezentowala-swoje-wielkie-bicepsy-zdjecia.html
http://www.fis-ski.com/cross-country/athletes/athlete=bjoergen-marit-5223/
http://www.fischersports.com/en/Nordic/RACE-CODE/Athletes/Women/2063-Marit-Bjoergen
https://www.facebook.com/Official.MaritBjoergen
http://www.zone5endurance.com/?p=968
http://www.businesswire.com/news/home/20140722006100/en/Norwegian-Olympic-Committee-Marit-Bjørgen-Receives-FAIR#.U-QSOlZCh2E
2014年8月8日